こんにちは。たら子です。
前回、潜在意識から考えた、子供への声掛けについてを書きました。
今回は潜在意識から見た、3歳までの関わり方がなぜ大切なのかを考えていきたいと思います。
子供は潜在意識の塊
人間の意識には顕在意識と潜在意識がありますが、生まれたばかりの頃は潜在意識が優位な状態です。顕在意識は後天的に出来るもので、言葉の獲得と共に出来ると言われています。
顕在意識が完成するのは、大体10歳前後と言われているので、小学校中学年くらいで潜在意識は閉じてしまいます。
それから赤ちゃんには自分と世界、自分と他人、といった区別がわからないので、他人も世界も自分も、意識としてすべて同じようにとらえます。これはまさに潜在意識の特徴そのものですね。
潜在意識優位だから吸収が早い
そして子供が大体の言葉を理解し始めるのが3歳ころなので、この頃から顕在意識ができはじめると考えられますね。
そして3歳までというのは先程も書いた様に、潜在意識が優位なので、良いことも悪いこともダイレクトに物事を吸収していきます。
自他の区別も無いため、自分に言われたわけではないこともぐんぐん吸収していきます。
また、3歳ごろは、自我が芽生えてくる為、今まで潜在意識に入ってきたものを元に、自分が作られてゆきます。
潜在意識は自然には書き換わらない
子供の頃に潜在意識に刷り込まれた事は、少し語弊があるかもしれませんが、簡単には書き換わりません。もちろんできないわけではないですし、書き換えている方もたくさんいますが、それは自分で書き換えよう!と意識したり、何か衝撃的な体験や経験をしたり、子供の場合は周りの人が常に刷り込みたい事を意識させたりと根気がいります。
三つ子の魂百までということわざも、三歳までにどんな価値観や言葉かけをかけたかで潜在意識の在り方がその後を決めるわけで、なるほど、その通りと納得です。
語学教育も早い方がいいと言われているのは潜在意識に入りやすいから
これはあとから自分で思いついたのですが、潜在意識が開かれているので、語学も吸収していくわけです。なので英語教育が早い方がいいとか、子供の方が多言語をおぼえるのが早いというのはまさに、潜在意識に刷り込まれていきやすいから、ということですね。子供の言葉の獲得も、三年かけて日本語を潜在意識に刷り込んでいるわけなので。
まとめ
三歳までは潜在意識の塊なので、その時期にいかに良い言葉かけ、価値観を与えるかで、その後の人生に大きな影響を与える。だからこそ、三歳までのかかわり方がとても大切になる。
今日はここまで。
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